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恋愛恐怖症の特徴、その原因、回復方法、恋愛気分の高めかたまでを徹底解説
「恋愛恐怖症」というこころの状態があり、これは恋愛することや異性に対して恐怖心を抱いてしまうという心理状態のことです。
「恋愛恐怖症」の多くは恋愛に対して興味が無い訳ではなく、興味はあるけれど過去の恋愛でのトラウマやトラブル、誰かを好きになることへの怖さ、嫌われてしまうのでは、と漠然と感じてしまうことなどから、恋愛そのものに対して恐怖を抱いてしまう現象です。
このような「恋愛恐怖症」を抱えている女性は比較的多い傾向にあり、それゆえ気になる人がいても前に進めない、という悩みを抱え込んでしまいます。
比較的多い傾向にあるこの「恋愛恐怖症」という心理状態について、その特徴や原因、回復方法について述べていきましょう。
恋愛恐怖症とはなにか?
「恋愛恐怖症」という心理状態ですが、これは他者とのコミュニケーションに難があり社会との関りがうまく作れない社会不安障害、または対人恐怖症や視線恐怖症といった医学や心理学に基づいて定義されているものではなく、あくまで恋愛に対して恐怖を抱いてしまう心理状態のことを指しており、特定の病気ではありません。
恋愛に対して、または異性に対して様々な経験や体験から何かしら恐怖心を抱いてしまい、異性に対して積極的にアプローチすることができません。
また、これは全員ではありませんが、自分が好意を抱いている異性に対し自分からは積極的にアプローチできないのですが、好意を抱いている相手から逆にアプローチを受けた場合、なぜか急に熱が冷めてしまう、ということも起こります。
「恋愛恐怖症」に陥る人は心に様々な葛藤を抱いていることも多く、それが生きづらさの原因となり日常生活自体も楽しめないなど悪循環になってしまうことがあります。
恋愛恐怖症に見られる主な特徴
「恋愛恐怖症」にはいくつかの特徴があり、何を恐れてしまうのか?は人それぞれとなります。
ここからは「恋愛恐怖症」に見られる主な特徴をいくつかあげていきましょう。
好意を寄せられると気持ちが冷めてしまう
あの人良いな、と感じ仲良くなったにも関わらず、逆に告白されたり好意を寄せられると途端に気持ちが冷めてしまうことがあります。
本来であれば両想いとしてそのままお付き合いという展開になると思いますが、お付き合いしてから性的関係になることに対しての嫌悪感、また漠然と自分は嫌われてしまう、振られてしまうという将来の不安に思考が乗っ取られてしまい、一気に気持ちが冷めてしまうという状態です。
恋愛している自分を恥ずかしく感じる
好意を寄せた人と両想いになるのは素敵なことですが、恋愛に没頭していく自分を冷静に客観視してしまい「みっともない」「恥ずかしい」「こんなの私の柄じゃない」という理屈を見つけ、相手への気持ちを離してしまうことがあります。
相手の気持ちがどんどん自分に傾いてくるとこの状態は顕著に表れるようになり、やっぱり私は恋愛に向いてないと確信し、相手とさよならしてしまうパターンです。
恋愛に対して否定的な考え
恋愛に興味はあるものの、心のどこかで「恋愛なんてくだらないものだ」「恋愛にメリットなんて無い」「相手と仲良くイチャイチャなんて気持ち悪い」というように恋愛そのものに否定的な考えを持っている状態です。
過去恋愛で強く深く傷ついた、嫌な思いをたくさんしたなど、自分の経験や体験から恋愛に対してドライになってしまい、自分の恋愛はもちろん他者の恋愛についてまで否定的な考えを持っています。
恋愛のトラウマに飲み込まれている
過去に大きな失恋を経験した、好意を寄せた人に傷つけられた、性的関係でとても嫌な思いをしたなど、過去の恋愛での経験がトラウマとなり、新たな恋愛に踏み出せないケースです。
心がとても繊細で敏感な人(HSPなど)、人の言動に傷つきやすい人、他人の顔色が気になってしまう人など、自分が思っている以上に恋愛のダメージを受けてしまう場合があります。
過去のトラウマをうまく清算、解消しない限りは新たな恋愛へ進みづらくなってしまいます。
性的な関係になることへの嫌悪感
恋愛が進んでいくと多くはお互い同意のうえ性的な関係になっていきますが、恋愛したいけど性的関係になることを極度に避けようとしてしまいます。
これは性的関係になることへの極度の恐れや不安、心配で頭がいっぱいになってしまい、性的関係になるくらいなら最初から付き合わないと恋愛そのものから遠ざかろうとします。
過去性的関係になったことで強いダメージを受けた、嫌な思いをした、性的描写を見て傷ついたなど、性に対してのコンプレックスがある状態です。
恋愛を最初から諦めてしまう
好意を寄せた人にフラれてしまう、嫌われてしまう、避けられてしまうなど、異性との関係に良いイメージが持てず、どうせそうなるなら最初から恋愛はしないと決めている状態です。
自分の容姿に自信が無い、過去に好意を寄せた人にフラれた、嫌われて疎遠になった、関係性が壊れ避けられたなど、深く心が傷ついたことが原因で恋愛に対してどうしても良いイメージが持てません。
また、相手から好意を寄せられたとしても過去の経験や容姿への自信の無さが頭をよぎってしまい、相手を避けるという行為に陥ってしまいます。
相手に依存してしまうことへの恐れ
お互いが両想いとなりお付き合いがスタートしたとき漠然とした不安や心配が頭をよぎり、依存傾向に陥ってしまうというケースです。
仕事などではしっかりしていても、いざ恋愛となると急に相手に依存してしまうようになり、その依存具合から相手に「気持ちが重い」など言われ相手に逃げられてしまい、恋愛に対して恐れを抱いてしまいます。
元々なにかしら不安や心配を感じやすい人がこの傾向になりやすく、新たな恋愛へと足が向かなくなっていきます。
好きな人に嫌われたくないという不安
好きな気持ちが相手に届きお互いが両想いとなったとき、好きになった人には嫌われたくないと感じるのはとても当たり前の気持ちです。
ですが、嫌われたくない気持ちが極度に強くなってしまうと不安や心配が暴走するあまり、何度も気持ちを確かめたりわざと相手が心配するような行動を起こし、最終的には付いていけないと相手が離れていってしまうケースです。
上記にあげた依存傾向に似たところがあり、私の恋愛はいつもうまくいかないと自己嫌悪に陥ってしまいます。
人と深く関わることが苦手
学校や仕事、プライベートなどで上手に人とコミュニケーションを図れますが、どこかで人に対して見えない壁を作っており、人と深く関わることを避けようとします。
これは恋愛に対しても同じで、好意を寄せた人と両想いになったとしても見えない壁を外すことができず、深入りされることを避けようとしてしまいます。
これは心のどこかでどんな相手でも信頼・信用できないという表れであり、過去に何かしら裏切られた、傷つけられた経験から起こっている可能性があります。
恋愛恐怖症に陥ってしまう原因とは
上記で恋愛恐怖症の特徴についてあげましたが、恋愛恐怖症に陥ってしまう原因というのも千差万別であり、人それぞれになります。
多くは過去のつらくて苦しい経験や体験、思い込み、その人の気質や性格も関係しています。
ここからは恋愛恐怖症に陥ってしまう原因や要因について述べていきましょう。
過去に経験した失恋の痛手
誰か異性を好きになる、好意を寄せるという恋愛感情はとても自然な現象であり、それ自体はとても素晴らしいことであり素敵なことです。
ですが、好きになった、好意を寄せたからといって必ずしもそれが叶うという訳ではありません。
勇気を持って気持ちを伝えてみても、想いを告白してみても、場合や状況によってはフラれてしまったりはぐらかされてしまったり、それが原因でイジメの対象になったりと、嫌な経験をしてしまうことがあります。
失恋による痛みの深さ、尺度は人それぞれですが、苦しくてにがくつらい思いというのは誰にでも当てはまり共通するものです。
そのような過去に経験した失恋の痛手によって、もう同じ経験はしたくないという気持ちから恋愛を避ける、異性を避ける、深いコミュニケーションを避ける、ということは起こります。
繊細で傷つきやすい一面
親子や家族、仲の良い友人や知人、気軽に接することのできる学校の同級生や会社の同僚などには普通にコミュニケーションを図れるのに、意識している異性や気になっている人などを前にすると途端に気持ちが縮こまってしまい普通にコミュニケーションできない、ということがあります。
これは気持ちを寄せている人、気持ちが傾いている人に対して素の自分を見せて嫌われてしまったら、避けられてしまったら、という不安と心配が入り交ざり、傷つくのを恐れるあまり深い結びつきを避けようとしてしまいます。
また、いわゆるHSP気質(繊細)な人はあらゆることに対して傷つきやすいため、気になる人のちょっとしたジョークでもつらくなる時があり、傷つくくらいなら深入りしないと決心をしてしまうことがあります。
心の奥底で異性を恐れている
過去の恋愛経験において暴力やDV、精神的な虐待を受けていれば、心の奥底に異性に対しての恐怖心が根付いてしまい、恋愛に発展させることが難しくなります。
また、幼い頃に両親の関係を見て、異性の親が暴力的、威圧的、高圧的な態度でいたのであれば、
それが心の中に留まってしまい、大人になったいまも異性が苦手として固着してしまいます。
この場合は普段のコミュニケーションにも弊害が出てしまうことが多く、異性とちょっとした会話やコミュニケーションでも緊張感や不安感が出てしまい、しどろもどろになってしまうこともあります。
劣等感が強く自分に自信が無い
物心ついた頃から自分に劣等感を感じており自信が持てない、ということがあります。
劣等感があり自信が持てない人ほど自分をさらけ出したり本音を言うことに躊躇してしまう、素の自分を見られてしまうことに対しうっすらと怖さを感じていることは多いものです。
また、どうしても素の自分を見られてしまったら、という不安感や怖さから好意を持っている人はもちろん、友人知人に対しても連絡を絶ってしまう、冷たい態度をとってしまうなど進展を避けてしまう傾向にあります。
不仲な両親を見て育った
自分が幼い頃の両親の存在感というのは強く、心が苦しくなるような強い影響を受ける場合があります。
幼い自分にとって絶対的な両親が不仲であったり離婚をしていると、恋愛や結婚に対して否定的になり失望してしまうことも少なくありません。
「あんな関係になるのであれば恋愛なんてしたくない」と心の中で決意してしまい、恋愛そのものに嫌悪感を抱いてしまいます。
過去に性的被害を受けている
性暴力や痴漢、盗撮など、小さな子どもから大人を問わず、不幸にも性的被害にあってしまう人がいます。
どのようなものであれ心に受ける傷や痛みは強く、場合によっては人間不信や対人恐怖といった心理状態に陥ってしまうことも少なくありません。
また、感情が反転することもあり強い怒りや恨み、憎しみの対象として異性を見てしまい強烈な拒絶感でとても恋愛というところには及びません。
過去に異性からイジメを受けたことがある
イジメというのは根深い問題であり一概に言うことはできませんが、イジメを受けた人の心には相当の傷が残ります。
過去に異性からイジメを受けていた場合、異性と接すると過去のイジメによる痛みがフラッシュバックしてしまい、深い関りを持つことを避けるようになります。
イジメによる心の傷の深さは人それぞれですが、異性に対して心理的な壁を作ってしまう、目を見て話せない、異性を前にすると頭が真っ白になってしまうなどコミュニケーション自体が難しくなり、恋愛とはほど遠い精神状態となってしまいます。
恋愛恐怖症からの回復方法
様々な原因により心に傷が残ってしまい恋愛へと踏み出せない、異性に対し不安や怖さが勝ってしまい恋愛に気後れしてしまう、自身の無さから素の自分を出すことができず恋愛を遠ざけてしまう、など、恋愛恐怖症は人によりそれぞれの事情があります。
経験した嫌な過去を消したり変えることはできませんが、これから歩んでいく未来はいつからでもどこからでも変えることができます。
ここからは恋愛恐怖症からの回復に向けて、恋愛できる自分を取り戻すための方法についてお話していきましょう。
それぞれの感情を受け入れ解放していく
恋愛恐怖症に陥ると、人それぞれ悲しみだったり怒りだったり怖さだったり不安だったりと様々な感情を抱きます。
恋愛恐怖症において感じやすい感情は「怒り、悲しみ、怖さ」であり、不安の裏側には怖さが隠れていることが多く「不安=怖さ」と覚えておくと良いでしょう。
基本はこの3つの感情「怒り・悲しみ・怖さ」を解放していきます。
そして人間が抱く感情には特徴があり、それは、
無視や否定をすると大きく膨らみ、認め受け入れると小さく縮む
というものです。この感情の特徴を利用する手法に「感情解放メソッド」があります。
感情解放メソッドの実践方法ですが、
1、ひとりきりになれる場所を探し、イスもしくは床に座りゆっくりと呼吸を整えます
2、呼吸を整え気分が落ち着いたら、いま抱えている感情をゆっくり身体で感じながら受け入れる言葉を呟きます。
(呟きの例)
「私はいま怒りを感じている。私は怒りを感じても良いし怒りを感じている私は何も問題無い」
「私はいま悲しみを感じている。私は悲しくて良いし悲しみを感じている私は何も問題無い」
「私はいま怖さを感じている。私は怖さを感じても良いし怖さを感じている私は何も問題無い」
3、上記のような言葉を数回呟きながら、全身でその感情をゆったりと感じ、身体に染み込ませていきます。
4、感じている感情が落ち着いてきたら再度呼吸を整えリラックスします。
5、まだ感情が残っていれば再度2~4をくり返し、身体に染み込ませていきます。
上記の感情解放メソッドのポイントとしては、
・言葉はハッキリと自分に染み込ませるように呟く
・難しく考えず、感情を解放できる自分を信じて実践する
となっています。
感情解放メソッドは実践すればするほど慣れれば慣れるほど強力な武器となり気分がスッキリしていきますので、まずは実践しながらコツをつかむことが大切です。
幼い自分を大人の自分が助けにいく
ここでお伝えするのはイメージ・セラピーのひとつであり「セルフ・リペアレンティング(自己再養育)」という手法です。
イメージ・セラピーですので空想を用いながら実践していきますので、こちらもあまり難しく考えず実践してみることが大切です。
セルフ・リペアレンティングの実践方法ですが、
1、ひとりきりになれる場所を探し、イスもしくは床に座りゆっくりと呼吸を整えます
2、呼吸を整え気分が落ち着いたら目を閉じ、目の前に幼い自分(1~3歳くらい)が座っているのをイメージします。
3、目の前に座っている幼い自分をイメージできたら、その幼い自分はどのような言葉をかけてあげると安心するか?どのような言葉をかけると気持ちが楽になるか?どのような言葉をかけると笑顔になるか?考えながら幼い自分に言葉を伝えてあげます。
(言葉の例)
「(自分の名前)○○ちゃん(もしくは「さん」)はいつも頑張っているよね。いつも頑張っていること私は知っているよ」
「〇〇ちゃんはひとりきりで怖かったよね、これからは私がいつもそばにいてあげるからね」
「〇〇ちゃんはたくさん傷ついたよね。これから痛いのを一緒に回復させていこうね」
など、その子が安心できる、気持ちが楽になる言葉をたくさんかけてあげましょう。
4、しばらく言葉をかけ続けたらイメージの中でその子を抱っこしてあげましょう。ふんわりと抱きしめながら求めている言葉を改めて伝えます。
5、抱きしめて言葉を伝え、しばらくしてその子が安心したら、その子を自分の胸の中に溶け込ませるようにゆっくりと自分の中(同一化)に入れていきましょう。
6、しばらくしたら閉じていた目を開け、自分の中に安心している幼い自分を感じながら呼吸を整えていきます。
上記のセルフ・リペアレンティングのポイントとしては、
・幼い自分が安心できる、気持ちが楽になりそうな言葉だけ伝え、叱ったり蔑むような言葉は一切使わない
・できれば幼い自分の理想の親になったつもりで言葉をかけてあげる
・幼い自分をうまくイメージできない、安心できる言葉が見つからない場合は日を改めておこなう。または先に述べた感情解放メソッドを優先して実践する
となっています。
心の傷の深さや痛みによってはうまく幼い自分をイメージできないことがあります。
そのときは無理に進めず、まずはいまの自分の感情をしっかりと解放していくこと、感情解放メソッドを実践し、感情を手放していくことを優先しましょう。
心に傷を受けたときの気持ちを紙に書き出す
感じていることや考えていること、思っていることなど、紙に書き出していくアウトプット作業は思考と感情の整理に繋がり、気持ちを楽にしたり鎮めていく効果があります。
用意するものはノートや紙、シャープペンやボールペンなどの筆記用具だけです。
実践の方法ですが、
1、ノートや紙、ペンなどの筆記用具を用意する
2、時間を設定し(1回3分から5分ほどを5セットほど)用意したノートや紙へ恋愛に対して感じていること、考えていること、思っていること、傷ついたこと、嫌だったことなど、おもむろに手を止めないよう一気に書き出していきます。
3、書き出しながら設定した時間が経過したら一旦書き出すのを止め、1~2分間小休憩します。
4、改めて時間を設定し、再度続きを書き出していきます。そして再度時間が経過したら手を止め、小休憩をします。
5、2~4を5回ほどくり返し、全て終わったら少休憩をはさみ、書き出したものを目視します。
6、書き出した内容を目視して確認したら、書き出した紙(ノートであればページ)をビリビリに破り捨てます。
最低でもしばらくは1日1回、または2~3回実践するのが良く、朝昼晩と自由になる時間帯に実践するので構いません。
この紙に書き出す作業のポイントは、
・設定した時間内は手を止めないで書き出し続ける。手が止まりそうになったら落書きでも良いので書き出すのを止めない
・書き出し終わったらその紙は残しておかず必ずビリビリに破いて破棄すること
・書き出しているときに涙が流れたり怒りが湧いたりすることがあるが、感情は止めずにそのまま書き出す作業を設定時間まで続ける
となっています。
紙に書き出してみることで自分の中にあること、考えていること、感じていることなどが視覚化され、書き出した分思考や感情が整理されていきます。
また、書き出していく、何回もアウトプットしていくことで自分の中に眠っていたこと、忘れていたこと、隠したかったことなども思い出されていきます。
それら思い出したことはとても重要なことが多いので、恐れずに怯まずに書き出していき心の整理に役立てていきましょう。
幸せに過ごしているカップルや夫婦に話を聞く
自分が考えたり感じたりしていることは一方通行になり答えが見えにくいものですが、幸せに過ごしている友人や知人のカップル、夫婦に話を聞いてみることで自分一人ではわからないこと、視界が開けることがあります。
友人や知人のカップル、夫婦に話を聞くコツとしては、
・一緒になる前はお互いどのような気持ちだったのか
・付き合ってから気持ちになにか変化はあったか
・一緒になってから付き合う前と違うと感じたところはあるか?
・パートナーの好きなところは?
・仲違いしたり気持ちがすれ違ったことはあるか?どう修復しているのか?
・一緒にいてどのようなときに幸せを感じるのか?
・お互いの価値観のズレはどう対応しているのか?
・長くずっと一緒にいる秘訣があれば教えてほしい
など、質問攻めにしてしまうのは良くありませんが、会話の節々に上手に質問を織り交ぜることで会話も弾み、自分一人ではわからなかったことが理解できるでしょう。
また、誰かと会話をしたり話を聞いたりすることで、女性は一種のストレス解消にもなります。
仲の良い友人や知人のカップルや夫婦との会話を通し、色々な疑問点が解消されたり心の傷が癒えていくかもしれません。
心理カウンセリングを受けてみる
心理カウンセリングというと少し特殊なような、何かしら心に病を抱えている人が受けるような、ちょっと敷居の高いものという認識があります。
ですが、実はそんなことはなく、心理カウンセリングというのは誰でもが気軽に受けることを前提としています。
心理カウンセラーとの対話を通し自分の内面と向き合うことができたり、共感されることで傷が癒されたり、話を聞いてもらうことで心が温かくなったり、質問することで色んな疑問が解決したりと、自分にとってプラスになることは多くあります。
心というのは目に見えない分、実際の傷の深さもわかりません。
しかし、プロの心理カウンセラーからの心理カウンセリングを受けてみると不思議と心が軽くなる、不安や怖さが解消されるなど、進んで受けてみる価値があります。
少しの勇気を持って心理カウンセリングの扉を開けてみることで、思わぬ収穫が得られるかもしれません。
少しずつ異性とコミュニケーションをとってみる
過去に異性から心の傷をつけられた、異性から何かしらイジメを受けた、異性に対して怖さがある、異性に対して漠然とした苦手意識がある、など、恋愛恐怖において異性に対してなにかしら心の壁を作ってしまうことは多々あります。
このような場合、異性を前にするだけで会話がしどろもどろになってしまう、途端に息苦しくなってしまう、どう接していいかわからない、頭が真っ白になってしまうなど、拒絶反応が出てしまうことは珍しくありません。
ですが、異性から受けた様々な心の傷は異性と改めて接していくことで回復に向かうこともあります。
もちろん無理は禁物ですが、上記にあげた色々な方法を実践し心が軽くなる、傷が癒されているようであれば、あえて異性とコミュニケーションを図るのも良い方法です。
いきなり異性との気軽な会話は敷居が高いと思いますので、まずは笑顔で挨拶することから始めてみましょう。
これまでも挨拶はしているかもしれませんが、異性に対して壁を作っていると自然な笑顔を向けることができず、どちらかというと無表情で淡々と挨拶していた可能性があります。
あえて笑顔で挨拶してみることで挨拶してもらった異性も嫌な気分にならず、これまでと違った温かな挨拶を返してくれるかもしれません。
そして、笑顔での挨拶に慣れてきたら徐々に何かしら会話の頻度を上げるのが良いでしょう。
いきなりの雑談は難しいかもしれませんが、学校であれば授業内容の話や学校の話、教師の話など、できる会話があるでしょう。
仕事であれば業務内容の話、仕事全般の話、共通の上司の話など、探してみると会話になりそうな事柄は見つかるはずです。
少しずつ異性との会話を通し、恋愛できる未来への土台がちょっとずつ作られていくでしょう。
鏡を使って笑顔の練習をする
人は話しかけられるときや挨拶されるとき、その人が笑顔であると安心し、不思議と気持ちが温かくなるものです。
どのようなときでも人から笑顔を向けられて嫌な気持ちになることは少なく、ほんわかとした心地良さを感じるでしょう。
相手の気持ちをほぐす、緩めるには笑顔の練習は効果的であり、自分なりの自然な笑顔を体得することで話しかけられやすくなり、会話にも慣れていきます。
鏡を使って笑顔の練習をする方法ですが、
1、置き鏡でも手鏡でも、何かしら自分の真正面の顔全部が映る鏡を用意する
2、鏡に真正面の顔を映したら、まずは口角を上げできるだけ自然な口元の笑顔を作ってみる
3、口角を上げ自然な口元の笑顔ができたら、今度は若干眉を上げ顔全体で笑顔を作ってみる
4、何度も笑顔を作ってみて不自然ではない、引きつっていない、自分なりに良いと思う笑顔を何度も試し見つける
5、自分なりの笑顔が見つかったら鏡の前でその笑顔を何度も練習し、それを自分の笑顔として定着させていく
となります。
先ほども述べましたが、よほどのことがない限り笑顔を向けられて嫌な気分になる人はいません。
逆に自分なりの自然な笑顔を定着させることで異性とコミュニケーションを図るうえで大きな武器となり、異性の気分をリラックスさせることができます。
自然な笑顔は慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、将来的に必ずあなたにとって大きな武器となっていきますので、納得いくまで練習していくようにしましょう。
鏡を使い自分を褒めて気持ちを高める
恋愛恐怖に陥ってしまう人は大なり小なり心のなかにトラウマを抱えていたり、恋愛をしている自分を認められない、異性に対して怖さを感じてしまうなど、ある意味、
「自分の中の自信」
が欠けてしまっている状態とも言えます。
自信が欠けてしまっている、自信が不足している、自信を持つことができないなど、それはこれから恋愛恐怖を克服していくにあたって壁となる可能性があります。
逆に小さくても良いので自信を持つことができれば自分のなかの世界観が変化し、恋愛恐怖克服への糸口となることは多いものです。
ズバリ、自分のなかに絶対的な自信を芽生えさせる方法は、
「自分をしっかりと褒める」
ということです。
自分で自分のことを認めてあげる、励ましてあげる、喜ばせるなど、自分自身に対して最大の賞賛を送ることです。
自分を褒めるのに適しているのは鏡を使うことで、その方法を記していきましょう。
1、置き鏡でも手鏡でも、何かしら自分の真正面の顔全部が映る鏡を用意します。
2、鏡に真正面の顔を映したら鏡の自分に対し、色々な誉め言葉をかけていきます。
例えば、
「いつもあなたは頑張っているよね。そんなあなたは本当にすごいと思うよ」
「今日もとっても素敵だね~。毎日毎日本当に素敵だよ」
「今日も一段と可愛いね!あなたの可愛さが前面に出ていてとても良いよ~」
「昨日は嫌なことがあって気分が悪かったよね。昨日と違って今日はまた良い日になるよ!」
「疲れちゃうときもあるけどいつも前を向いて生きているよね!本当にすごいよ!」
「本当にあなたは誰よりも優しいね。その優しさに救われている人がいるよ」
「ネガティブな気分になっても大丈夫。今日も前を向いて歩き出そう!」
など、自分自身の良いところ、素晴らしさ、毎日頑張っているといった姿勢を伝えていきましょう。
3、鏡に映っている自分にたくさんの言葉を伝えたら、一旦目を閉じてその言葉を心のなかでいくつかくり返し、しっかりと心のなかに落とし込んでいきます。
4、心のなかに落とし込んだら目を開けて、鏡のなかの自分に向かってしばらく笑顔を向けましょう。
短い時間でも良いので、できれば上記を毎日くり返す、毎日実践していくことで自分を褒めることに抵抗が無くなり、いつしか心のなかに自信が芽生えてきます。
自分を褒めることに抵抗がある人もいますが、そんなときは一言だけでも良いので鏡のなかに映っている自分に声をかけてあげましょう。
人間は習慣の生き物であり、何かを習慣にするとそれが定着し、その通りのことができるようになります。
自分を褒めるというのも同じであり、習慣化し定着させることで段々と抵抗が少なくなり、癒しの効果も生まれ何事にも動じない、自信という軸を築くことができます。
行動や意識を無理のない範囲で変えていく
恋愛恐怖症に陥ってしまうと「頑張ってなんとか克服しなければ!」と使命感に包まれ、急ぎ足で自分を変えていこうと感じる人は多いものです。
何事もそうですが、焦って急いで何かを達成させようとするとなかなかうまく進まないことが多く、回復していかない自分を責めてしまったり行動自体をやめてしまうことがあります。
恋愛恐怖症から上手に抜け出していくコツは、
“無理のない範囲で一歩ずつ行動していく”
ことです。
ここまで、恋愛恐怖症とはなにか、恋愛恐怖症に陥る原因、恋愛恐怖症からの回復方法など多岐にわたりお話してきましたが、これらを一気に頭に詰め込み行動していく必要はありません。
頑張って一気に変えていこうとすると恋愛恐怖症が強い人ほど心と身体に負荷がかかり、抵抗や拒絶反応が起こってきてしまいます。
大切なことは、
「少しずつ、一歩ずつでも良いので継続していく」
ということです。
物事を達成させる、成功させる最大の秘訣は「継続すること」です。
頭で理解して行動に移しても途中で諦めてしまう人も多く、「自分は結局変わることはできない」という結論に至ってしまいます。
ですが、毎日1mmでも1cmでも行動する、継続していくことで必ず心と身体は変化していき、恋愛恐怖からの回復という目指したいゴールに近づいていくものです。
ですので、“無理のない範囲で一歩ずつ行動していく”というマインドをしっかりとセットすることはとても重要です。
fall in love.styleでは、恋愛恐怖症から脱して恋愛観を取り戻し、あなたが素敵な恋愛している未来を手に入れるための恋愛カウンセリング、オラクルカードを用いて過去、現在、未来からあなたが見たいことを紐解いていくオラクルカード・セラピーをおこなっています。
さあ、恋愛に向けてここからあなたの輝かしい未来が始まります。
ぜひプロの専門家のカウンセリング、オラクルカードへの扉を開いてみてくださいね。
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